Gospel Singer 向日かおりの みちくさ日記


by spiritualsong
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

2006年 09月 29日 ( 1 )

希望

先日のコンサート。
実は名前は明かさないが、大変意味の大きな教会でのコンサートだった。

カルトとして暴かれたS教会が京都にある。
その教会にの元牧師の悪事を公表し、戦い、信徒の人たちのマインドコントロールを解き、脱会させ、導き、新しい教会を建てた牧師が居る。

ニュースは惨事を興味本位で騒ぎ立てるだけだ。
しかし、その方は、本物の「救出」をした。

その教会で賛美させていただいたのだが、私にはその賛美の仕事より、
その先生とお話しさせていだいたことの方が、幾倍も、幾千倍も尊いことだった。

ニュースで聞いた以上の真実、それが目の前にあった。
現実に苦しみにあった人たちが目の前にいた。
しかし、その場に感じたことは、「謙遜さ」だった。
自分達の人生が粉々にされた。
全てが奪われ、全てを無くし、間違えた指導者の元にいた、
たとえようのない悲劇を味わった。
しかし脱会した人たちは、自分達の過去に誤りがあったということを
認めることが出来たという。
これを認めることは、本当にすごいことだという。
そうだ、人生かけたものの方向転換ができるのだ。
だからそこには、見たことの無いほどの「謙遜さ」を感じたのだ。

もっとすごいと思ったことは、それだけの苦汁を強いられたのに、
彼らはキリストを離れなかったことだ。
私は自分自身がクリスチャンでありながら、思わず心の中で尋ねていた。
「なぜ・・。」と。

それだけイエス様の存在は、人為的行為や言葉をこえて、
真実に一人一人へ直接臨んでくださるものなのだ・・・。
そう思った。それはとても大きな感動だった。

今彼らを導いている牧師先生は、この事件の前、自分のこれから行くべき道を
神様に訊ねていたそうだ。
シカゴから大きな招聘があったり、神学校から話があったりしたが、
どれも神様の導きではないと思い、断った。
そのあとに、S教会の問題を漏れ聞いたという。
師は、神様に問うたそうだ。
「この事実を暴いてもいいのでしょうか。この教会の悪事が世間に露にされれば、
神様のお名前や教会に傷がつくのではないでしょうか。」
すると神様はこう答えられたという。
「私の栄光は私が守る。あなたはやるべきことをやりなさい。」

私はそれらの話を直にお聞きし、驚き、深く深くその先生に感謝した。
同時にそこまで神様の声を聞き、自分の益のためではなく、
神様と正義と真実のために、また人間の魂のために立てることを、
限りなくすごい思った。
これが自分を捨てて生きている献身者の姿なのだと思った。

あまりに尊い姿だった。
そして真実な希望というものは、現実に「生まれる」ものなのだということを知った。


後述:師は、サイト内などでの報告を奨励してくださいました。
   大きな社会問題だったS教会の問題が、今、このように光に向かっていると
   いうことを知っていただけることはうれしいと。
   しかしWEBの性質上、実名をあげることは控えさせていただきました。
[PR]
by spiritualsong | 2006-09-29 08:53