ドイツ報告2
2011年 08月 24日
空港から井野葉由美宣教師宅へ。
久しぶりにお会いした彼女はにこやか、かつ軽やかだった。
車の運転が本当に苦手だとこぼしながら私を助手席に乗せてくれたが、
女性ひとりで異国の地にて宣教師という重役をになう
彼女は本当に強い。
だが彼女の強さは頑強なものとはまったく異なる、しなやかなものだ。
もっと言うと、彼女の強さは人として魅力的なかぐわしさのような気がする。
てらいなく、柔軟で、けんそんであり、ひたむき。
だがのびのびとしていて、明るく笑う。
その明るいしなやかさに、私はなんども目をみはったのだった。
彼女と初めて会ったとき、彼女は新婚で、素敵な旦那様と一緒にいた。
彼女は声楽家で彼は科学者。
似合いの素敵なカップルだったが、実は彼は末期の大腸癌を煩っていることも知らされた。
闘病ののち、結婚一年半で彼は天国へ。
「僕は天国へ行きます」と明るい目で言った彼は、同時に「宣教師」になりたかった。
その夢を彼女は共有していたのだ。
そして彼女は今、本当に宣教師となってドイツにいる。
ひとりは本当にさびしいらしい。
でもさびしさを素直に表現できる彼女が、かぐわしいのだと思った。
人を思うこと、恋うること、それがてらいなくそこにあるから
人は同じように素直になり、心のコートを脱ぐことができるのだ。
その日はドイツらしいスープとプレッツェルで夕食。
翌日は時差に慣らすために昼間は休憩。
安物のカメラを片手に近所を散歩した。
夜はコンサートの会場のひとつ「Why Not」というインターナショナルカフェへ打ち合わせに。
二日目にしてすでに私の日常の疲れは飛んでいた。
久しぶりにお会いした彼女はにこやか、かつ軽やかだった。
車の運転が本当に苦手だとこぼしながら私を助手席に乗せてくれたが、
女性ひとりで異国の地にて宣教師という重役をになう
彼女は本当に強い。
だが彼女の強さは頑強なものとはまったく異なる、しなやかなものだ。
もっと言うと、彼女の強さは人として魅力的なかぐわしさのような気がする。
てらいなく、柔軟で、けんそんであり、ひたむき。
だがのびのびとしていて、明るく笑う。
その明るいしなやかさに、私はなんども目をみはったのだった。
彼女と初めて会ったとき、彼女は新婚で、素敵な旦那様と一緒にいた。
彼女は声楽家で彼は科学者。
似合いの素敵なカップルだったが、実は彼は末期の大腸癌を煩っていることも知らされた。
闘病ののち、結婚一年半で彼は天国へ。
「僕は天国へ行きます」と明るい目で言った彼は、同時に「宣教師」になりたかった。
その夢を彼女は共有していたのだ。
そして彼女は今、本当に宣教師となってドイツにいる。
ひとりは本当にさびしいらしい。
でもさびしさを素直に表現できる彼女が、かぐわしいのだと思った。
人を思うこと、恋うること、それがてらいなくそこにあるから
人は同じように素直になり、心のコートを脱ぐことができるのだ。
その日はドイツらしいスープとプレッツェルで夕食。
翌日は時差に慣らすために昼間は休憩。
安物のカメラを片手に近所を散歩した。
夜はコンサートの会場のひとつ「Why Not」というインターナショナルカフェへ打ち合わせに。
二日目にしてすでに私の日常の疲れは飛んでいた。
by spiritualsong
| 2011-08-24 10:08