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Gospel Singer 向日かおりの みちくさ日記


by spiritualsong
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天国と 良い実

ある訃報にふれ、以来毎日祈っている。


志なかばで逝くのも辛い。

残された半身も痛い。

天国はあるというものの、その辛さや痛みを思う時、

天国がちょっとかすんで見えたというのが本音だった。




ある韓国の友人が語ってくれた話が、心の何かと重なる。


「ある人が一度死を通って、天国の一場面を見た。

ダビデを見たけどぴかぴかだった。

ソロモンは、地上でもらい過ぎたのか、ちょっと自信なさげな風貌に見えた。

パウロは御殿を通り越した大宮殿のような家を持っていた。」


さらにその友人はたどたどしい日本語で、

「かおり、地上の宝物に目をとめたらあかんよ!

天国の宝よ!

拍手受けたらあかん!」

と言ってくれるのだ。


私はどこかで漠然と、ほんまに宝なんてあるんかな〜、なんて思いがあったが、

うん。先に天国に行った人は、

地上より大きな家を持っているだろうなと。

思えた。


その人を思うとき、天国の宝を、なんだかリアルに思えた。




ただ、でもね、地上に家族がいるうちは、

やっぱり離れないでいる方がね、

いいよね。



神さまは、何をなさるのか、私にはぜんぜんわからないし、見えないし、

でも、その人は、今、大きな家の中にいる。

それが慰めかなあ。



待っているだろうな。



でもまだ、そんなに早く、地上の友達に先立たれても困るんだ。



神さま、地上と天国に分たれるのは、やっぱり辛いです。





ただ祈ります。神さまの御旨がなりますように。
by spiritualsong | 2012-09-08 00:44